能「熊坂」のお話 9月14日(土)

京都観世会九月例会にて分林道治 が、能「熊坂〜替之型」を勤めます。演能に先立ち当日の舞台を楽しんでいただけるよう、分林道治本人が、能「熊坂」の面白さ、見どころ、使用する能装束についてお話しいたします。

日時:9月14日(土) 10:00〜11:30(9:30 開場)
会場:真謡会館
参加費:無料 (50名様)
下記のアドレスに「お名前と連絡先と人数」をご記入いただき、申し込みください。
info@shinyokaikan.com

9月14日は例会のチケットの販売も致します。指定席は限りがありますので、ご希望の方は事前にお知らせください。

下記は分林道治からのメッセージです。

「熊坂」は、大盗賊の親玉である熊坂長範が黄金商人の三条吉次一行を襲って金品を略奪しようとしたところ、吉次に同行していた牛若丸に返り討ちにされてしまいます。旅の僧にその様子を再現してみせた後、成仏を願うというお話です。

「長刀もの」の中でも特に激しい長刀さばきが要求されます。能面は専用面の「熊坂」を使用して、舞台には登場しない牛若丸が、さも目の前にいるかの様に演じます。

結構好きな曲でこれまでに三度演じておりますが、今回は[替之型]にて少し違った雰囲気で臨みたいと思います。

暑さも少し和らぐ季節となります。

是非、京都観世会館までお越しくださいませ。