9月6日(土) 和の道サロン<白拍子へのいざない2>

能舞台で学ぶ和文化講座「和の道サロン」を今年9月に再開いたします。

再開後第1回目の講座のテーマは「白拍子」。2021年7月の開催時、大盛況のうちに幕を閉じた白拍子講座の第2弾です。内容もさらに充実し、中世の女性芸能との関連性にも触れながら、白拍子の芸態や、歴史に名を残した白拍子の人生について学びます。

講座開始前には、今回は呈茶もございます。どうぞお気軽にお越しくださいませ。


第14回和の道サロン<白拍子へのいざない2>

【日時】2025年9月6日(土) 14:00開始(13:00開場)
【会場】真謡会館 地下能舞台(烏丸北大路北側西入ル)
【講師】白拍子研究所

【講座内容】
・白拍子とは
・中世の女性芸能
・祇王と仏

【定員】約60名(先着順)

【参加費】
現地参加:3,500円(呈茶付き)
アーカイブ視聴:1,000円(2週間視聴可能。イベント終了から約1週間後を目安に視聴URLをお送りします)


院政期から鎌倉時代に流行したといわれる幻の女性芸能<白拍子>。

芸能をする人自身も「白拍子」と呼ばれ、平清盛に愛された〈祇王〉〈仏御前〉、戦で捕虜になった平重衡と恋に堕ちた〈千手前〉、源義経の愛妾〈静御前〉がその代表といえます。これらの白拍子は美しいだけでなく、当時公達の間で流行していた「今様」「朗詠」といった歌謡や「管弦」「和歌」などの教養を備えていました。そして本芸である白拍子の歌や舞に自らの思いを託し、物語や歴史に名を残したのです。

能や歌舞伎にも登場する白拍子。その芸とはどのようなものだったのでしょうか。

2021年の講座に引き続き、今回も研究・実践の両側面から白拍子芸能の再現を試みる「白拍子研究所」の方々を講師に迎え、謎に秘められた白拍子の実態について更に紐解いていきます。美しい装束に身を包んで披露される舞の実演も必見です。

前回大好評を博した白拍子講座の第2弾にどうぞご期待ください。


【講師プロフィール】
白拍子研究所(しらびょうしけんきゅうじょ)

院政期から鎌倉期にかけて流行したという幻の女性芸能「白拍子」について、実践と研究を重ねるべく、2015年9月に「今様白拍子研究所」として設立。2019年1月「白拍子研究所」に名称変更。白拍子を様々な角度から研究し現代における再現につとめ、神社仏閣での奉納活動を行うほか、文化振興を目的に、イベント、お茶会、講座、近年では文化庁の国際交流事業における海外との交流講座にも多数出演。


主催:株式会社真謡会館